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キラ 「仕事の内容を聞かせてください」
食事を済ませたキラは藍沢家の使用人の案内で浩之の書斎に向かっていた、目的は仕事の内容について聞くためだ
浩之 「私が会社の社長という立場のせいか湊に見合いの話しが来るんだが湊には結婚する相手は自分で選んでほしいから今までは見合いの話しは断ってきたんだが最近やたらとしつこく見合いを申し込んでくるところがあるのだが」
キラ 「見合いを申し込んでくるだけなら断ればいいだけですよね」
浩之 「勿論すべて断ってはいるのだがここ数日、我が社の者が襲われる事件が起きたんだ最初は偶然かと思ったのだが頻繁に起こるから我が社を狙ってると見て間違いないだろう」
キラ 「なるほど、その内湊本人が狙われるかもしれないから俺を護衛に置いておくというわけか」
湊に見合いを申し込んでくる相手が誰かは知らないが湊と上手くいけば浩之の会社を手に入れたも同然だからしつこく見合いを申し込んでいたのかもしれない
浩之 「うむ、約束通り事件は我々で解決する、キラ君には一週間湊の護衛を四六時中やってもらいたいのだが」
キラ 「四六時中も護衛するなら家にいさせたらいいじゃないか?」
この家にいれば少なくとも外にいるよりははるかに安全だ
浩之 「そうしたいのだが湊は明日から学校が」
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