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キラ 「一週間か早く戻らないと」
俺はベッドから降りようとするが湊がそれを妨害した
湊 「そんな体でどこに行くのよ」
キラ 「どこってグランバニアに」
湊 「なにそれ?」
キラ 「何って言われても俺がここに来る前に住んでた国」
湊 「多分、地球上にグランバニアって国はないと思うよ」
湊が知る限りの知識だとグランバニアと呼ばれる国は聞いたことがなかった
キラ 「グランバニアがない!だったらここはどこなんだ?」
湊 「日本の首都東京よ」
キラ 「なんだよそれ」
キラにすれば日本とか東京のほうが聞いたことのない名前だった
キラ 「なぁ湊は魔法を使えるか?」
今キラには一つの仮定があった、もし湊が俺が思った通りの答えをくれたらぼぼ確信に変わる
湊 「魔法はあったら使ってみたいけど魔法なんかあるわけないよ」
キラ 「やっぱり俺は・・・・・」
出会ったときから感じていたんだが湊から魔力の気配をちっとも感じられなかった、俺のいた世界では魔法が使えなくともすべての人が魔力を必ず持っているので湊の答えで俺は魔法のない世界・・・異世界にやってきたのだと思った
湊 「どうしたの?」
キラ 「これからどうするかな」
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