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キラ 「湊のお母さんに会わせてくれ」
湊 「お母さんに?」
キラ 「湊が魔法を使わなくとも俺がやればいいだけだろ、ただしこっちの世界の人間に魔法の効果があるかは知らないから失敗する可能性もあることを忘れるなよ」
湊 「それでもお母さんが助かる可能性があるならそれにかけるよ」
自分の親がいたら俺も湊みたいに病気になったら心配したりするのかな
キラ 「湊は優しいな」
湊 「そうかな」
こうして俺は湊の後ろに付いていき湊のお母さんが眠っている部屋に案内してもらった
湊 「ここだよ」
キラ (こいつの家かなりデカいな)
ここまで来る途中に黒服のガードマンを何回も見たしキラに対しての視線も多く感じた
キラ (見た目が怪しいから仕方ないな)
キラが着ていた服はボロボロになっていたので亜空間からとりあえずローブを出して今はそれを着ている、湊や使用人たちの服装を見るかぎりキラのようにローブを着るのは珍しいようだ
湊 「お母さん入るね」
中にいる湊の母に一声かけてから湊が先に部屋に入り続いてキラが入った
キラ (あの人が)
湊 「お母さん、庭に倒れてた男が目を覚ましたよ」
キラ 「初めましてキラ=グレイスです」
「寝たままでごめんなさい、私は藍沢菜月よ」
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