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キラ 「確かにこれで切るけど血とかは出ないから」
菜月 「それより刀なんかどこから出したの?」
キラ 「俺のいた世界では武器や道具は亜空間にいれておいて必要な時に取り出すことができるんだ、で特殊な武器は武器の名前を呼ぶと望んだ所に出てくるんです。それじゃ、いきますよ」
湊 「ダメダメダメ~刀なんかで切ったらお母さんが本当に死んじゃうよ」
菜月 「湊、キラくんを信じなさい」
湊 「お母さん」
キラ 「怖かったら目を閉じても構いません、それでは・・・・ハァァァァァア」
魔力をあげることで聖剣レグルスが黄金色にさらに輝く
湊 「目が赤い目になってる、眩しい」
神眼のことを知らない湊は黒色だった眼が今はなぜか赤い眼になっているかはなぞだった
キラ 「無になれ、事象の拒絶」
黄金に輝くを持ちゆっくりと菜月に近づいて行き、切れる位置までくると足を止めて菜月の体にレグルスで切った
湊 「お母さん!・・・・・あれ」
大丈夫と言われても目の前で自分の母親が切られるのは見たくはない
キラ 「切っても大丈夫って言っただろう」
湊 「あ・・・うん、お母さんは?」
キラ 「眠ってるよ、念のため明日は病院で検査してもらえ、治ってなかったらもう一度やってやる」
菜月 「スゥ~スゥ~」
常に笑顔の菜月だったがやはり病のせいか無理しているのは湊はわかっていたが今の菜月を見るととても気持ちよさげに眠っている
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