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「つか、“春から”って言うけどもう春じゃん」
「うん。だから明日からお前はもう立派な執事だ!」
マジかよ!やったー!・・・ってんなアホな!
「つまり明日からそのお嬢様の執事になると?」
「おーいえす」
ムチャクチャだー!!!
「だから今日は明日からの準備して直ぐ寝ろよ」
「もしかして・・・俺ってそのお嬢様の家にずっと住むの?」
「ざっつらいと」
・・・もうどうにでもなってくれ。
俺は肩を落として自分の部屋に戻って行った。
布団に入るも俺は寝れずにいた。
執事か・・・
格好いいとは思うんだけど俺のキャラじゃないよなー
「お帰りなさいませ、お嬢様」みたいな台詞も言っちゃったりするのかなー?
明日から執事か・・・
急展開すぎるな・・・
あぁ、今までの十六年間の思い出の日々が走馬灯のように思い出してくるぜ!
普通の高校に通い
普通に勉強して
普通に友達と遊んで
アディオス・・・
俺のordinary days・・・
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