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「いてぇぇ…。文字通り鉄拳じゃんこれ…。」
竜汰はまだ痛みに悶えている。
「…お前も喋ってたな?」
そう言ったのは今さっき竜汰にゲンコツかました教師だった。
「はぁ…!?いやっ…これはですね…。」
俺はあまりの恐怖にテンパった話し方に…。
しかしそんな事より、頭に浮かぶのは疑問だった。
(こいつ教師かよ…。)
なぜなら目の前の教師の見た目があまりにも教師離れしていたからだ。
リーゼントに鬼のような形相、極め付けは2m近くある身長にゴツい身体+木刀。
(ハタから見たらただのヤンキーだろ…。)
俺は純粋にそう思った。
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