タンタン短編

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「uow、50時8分、!!」 突然の意味不明発言。 「さぁ何時何分何曜日でしょう!」 8時05分月曜日。 「えぇ!?今回は思い付きにしては難解だと思ったのに!」 ブーブー言いながら何でなんで?と聞いてくるから。 ベッドに仰向けで頭だけ垂れてデジタル時計見てたから、ってか今の時間そのまま使ってるし。 「あーずるいんだ!この捻くれ君!」 お前は頭はィィんだから、も少し捻ろうよ。 と言うと手足をパタパタさせて「むかー!」と笑ってる。 あ、もう8時05分? 会社行かなきゃ。 「えー、やだーもぅ少し~」 朝ごはんはラップかけて冷蔵庫に入ってるから、レンジでチンして食べてね、後、ガスは使ったら閉めること!こまめにね。 それと~ まだ眠気まなこでじっと見てくる彼女のおでこに軽く唇を当てて、 知らない人が来たらいきなりドアを開けないこと!インターホンあるんだからつかうんだよ!分かった? 「わーかーんーなぁい」 はいはい、んじゃ行ってくるから。 いつもの事だ。心配は要らない。 行ってきます。 いつものようにベッドに寝転んだまま手をひらひらさせて「行ってらっしゃい、」と言う。 帰ったら家が焼けてたり、 帰ったら彼女が居なかったり、 帰ったら他の奴が居たり、 君はそんな心配も他所に笑顔で送ってくれるから、今日も早く帰ってこよう。 ただまぁ、たまには晩御飯作ってくれてると嬉しいんだけど、まぁ期待はしないさ。 ん~今日の晩御飯なににしよう、  
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