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でも俺はこれでいいかもしれない。
「俺らダチだよな?」
思わず聞いた。
「何言ってんだよ、当たり前じゃないか」
…嬉しい…
これが本音だったらな。
今は信じるか…
「だよな!大会頑張ってな」
「おう、任せとけ!」
力強く言い残し
部活に取り組んだ…
――――…夕方
はぁ~やっと帰れる
疲れたぁ…
聖也はもう帰ったのかな
姿が見当たらない
俺は帰る準備をした
明日アイツの試合だからな
応援してあげなきゃ
「―――…のことどう思う?」
誰かが聖也に聞いてる
ちょっと聞いちゃお(笑)
「ん?琉生のこと?」
俺のこと?
「うん。どう思う?」
それを聞いてるのは同じ野球部だった渉
「琉生はフツーのダチって言うか最高の心友?的な?(笑)」
……!!
嬉しい…
やっぱ聖也は信じていいんだ!!
そう確信させた。
「そっか、仲良くやれよ」
そう言って渉は帰った
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