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しかし彼ら4人の`告白´は姫には届きませんでした。
…正確には届けることができなかったのです。
姫と4人の男達は国に帰った後、祝いや国の復興に追われました。ですが一度壊れたものはそう簡単には戻りません。
姫は国を愛していました。だからこそ荒んだ国を見たくなかったのでしょう。
国の復興に姫は大きな`姫の力´を使いました。
それはそれは大きな力でした。
民も王も王妃ももちろん4人の男達も姫に『力を使うな』と言いました。
姫は聞きませんでした。
姫は見事に国を復興させました。`限りある姫の力´…自らの命を削って。
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