序章 退魔師(エクソシスト)と吸血鬼

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6月下旬、晴紀はあの事件の後高城に教会について色々聞いてみた。結果教会に協力はする事になった。 『んでよ、結局俺らって平和だったら何もしなくていいのか?』晴紀は高城に尋ねた。 『あ~まぁそうなるね。何?お前毎日あんな事したい訳?』高城はけだるそうに聞いてきた。 『へ~わなら良いじゃんへ~わなら。』そんな事言っていた高城の携帯に一本の電話が掛かった。 『およ?教会からだな。』高城は話が終わると『仕事だ。』とだけ告げて走りだした。 『えっ!待てよ。』晴紀はオリンピック選手顔負けの高城を追い掛けた。
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