幼なじみ

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『しのくんっ行かないでぇ、やだよぉっひっ…っく……ふぇえ…』 『ましろちゃん、ごめんな?いつかまた会いにくるから。だから…泣かないでな……』 風野(シノ)はそう言ってあたしの頭を優しく撫でて引っ越していった 向かいの家で小さい頃から遊んでいた仲だった風野 風野が引っ越す事はとても悲しくて、最後の最後まで駄々をこねて風野を困らせた 風野が引っ越してもう4年目に入る 私は高校1年生になった
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