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「気に入った!!…陽司…この島で儂の為に働かんか?」
そうこの鬼の大将は、陽司の美貌に惚れ込んでしまったのです。
「…俺は村人達に悪さをしないと約束して欲しいだけだ。…それに帰って介護もしなければならない。だからこの島に残る事は出来ない。」
陽司は申し出を断ると、鬼の大将は約束をする代わりに、一ヶ月に一度は遊びに来る事を条件に出しました。
「…分かった。」
そう一言告げると、陽司は村へと帰って行きました。
こうして陽司は爺さんと婆さんの介護を続け、幸せに暮らしましたとさ。
ただそれから村は何故か犬や雉や猿の大群に、畑などを荒らされたのは言うまでもなかった。
めでたしめでたし♪
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