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その言葉を聞いた亀は『面倒な奴だなぁιしかし恩人だし…』と思い、二ヶ月後にまたこの場所で会う事にしました。
二ヶ月の間で、浦島太郎はスキューバダイビングの免許を取りました。
さてさて二ヶ月経ち…
亀と浦島太郎はまたあの場所で出会いました。
「お待ちしておりました。さぁ私の背中に乗って下さい♪」
「いや…案内して貰えればついて行きますから。」
仕方なしに亀が先導すると、浦島太郎はスキューバダイビングで一生懸命ついて来ました。
竜宮城に到着すると、乙姫様が浦島太郎を出迎えてくれました。
「貴方が浦島さんですね。亀を助けて頂きありがとうございました。」
「ゴボゴボゴボ…」
酸素を送る管を口に含んでいる浦島は、ゴボゴボとしか言えず、乙姫様はキョトンとした顔をしていました(笑)
「え…えっとι…その口にくわえた物を外して貰えませんか?…ここは特別な場所なので、空気はちゃんとありますからι」
浦島太郎は恐る恐る口にくわえた酸素の管を外しました。
「……苦しくない。…一体どんな仕組みが…。…!…Σそうか!!これが海底神殿の謎なんですね。」
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