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私の学校ライフが終わりをとげようとしている。
こいつのせいで。
「離せー!一発で良いから殴らせろ!コラ~!」
ユウは手足をジタバタしながらもがいてる。
まだ騒いでるのか。
こんな奴に絡むんじゃなかった。
手を額にあてて私は後悔した、その時、
聞きなれた音が鳴り出した。
「ほら、ユウ!チャイムだから席につこ?この続きはあとでっな!」
それでもユウの怒りが収まらない。
ヒロがため息をついてポケットから何かを取り出す。
「ほら、チュッパチャップスやるから落ち着け!しかもコーラ味だぜ!」
そんなバカな、高一になる男がチャッパチャップスで落ち着くわけが…
「分かったよ、ったく今度喧嘩売ったらマジで泣かすからよ」
そう言うとユウは椅子を定位置に戻し、座った、口にチュッパチャップスをいれて。
私はただ呆然と立ち尽くす。
なんなんだ、この生物は。
理解が出来なかった。
ヒロは私に向かって口パクで謝っていた。
「えー、私が担任のー―ー」
先生がいつの間にか教室に入っていた。
私は慌てて自分の席につく。
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