一話

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「やめろってんだボケー!」 自分自身の声にビックリして飛び起きた。 目を開けると見覚えのある真っ白な景色。 天井には私がつけた、傷跡が残ってある。 「な…夢…」 その瞬間吐き気を覚えて一階のトイレにかけこむ。 私は前屈みになり、昨日食べたミソラーメンをもどしていた。 胃の中身をすべて吐き出すと憎しみしか残っていなかった。 「あのやろう…」 勝手に私の夢にまででやがって。 陰○と言いかけた時にまた吐き気がもようしてきた。
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