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学校に着くと、玄関口にクラスと名前が張り出されていた。
私のクラスは2組か…
クラスに別れて生徒が列を作っている。
私は男子生徒の後ろに並んでいる。
前の男子の会話が耳に入ってきた。
「なあ、この学校に伝説の不良が入学したらしいぜ」
男子生徒の会話を聞いて私は愕然(がくぜん)とした。
この学校にまで私の名前が響いてるのか‥
その瞬間、今までの淡い期待やドラマのような青春が、一気に崩れ落ちた。
突然、男子生徒が後ろを振り返り、
「おい、アイツじゃね?」
バレたか?
いや、今ならこいつを仕留めて…
「でかすぎじゃね?あれで高一かよ」
「でかくねえよ!!」
私は思わず、大声を出してしまった。
男子生徒はキョトンとして指で私の後ろを差した。
「いや、あの後ろに立ってる銀髪の…」
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