一話

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指の先をみると銀髪の男が立ってる。 首にはドクロのネックレス。 両耳にはピアスがついていた。 確かに高い… 190cm近くあるだろうか。 私より30cm高い。 私は不良をみると強いか弱いかを分析する悪い癖がある。 つい銀髪の男を分析するのに意識を集中していたら、 「あの…」 男子生徒は私を不審そうにみていた。 すぐ我にかえり、 「あっごめんなさい!寝不足なもんで」 男子生徒は首をかしげながらもまた友達と談笑しはじめた。
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