~始まり~

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その日を境に臨也は静雄を挑発することを止めた。廊下で会ってしまっても、まるでそこに静雄が居ないかのように振る舞った。 そんな臨也に静雄はやっとめんどくさい物がなくなった。と最初はそう思っていた。 だがそれも一週間もすればもとに戻り… 「あっははは!シズちゃん早くこっちにおいでよ!」 「うるせぇ!臨也ぁあああ!手前ぇええ!待ちやがれっ!」 校舎内を駆け巡る破壊音と暫く聞こえなかった静雄の怒号。 そして楽しそうな臨也の笑い声。 それには訳があった。
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