第十三話

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――――――‐‐‐ 空「おはよう、鈴!」 鈴「おはよう、くぅ」 空「模試の結果、今日だね。洸真君どうだろ?」 鈴「どうかしら。でも頑張ってたからね」 空「50位入ってなかったらどうするの?」 鈴「そうね…駆け落ちでもしようかしら」 空「鈴!?」 鈴「クスクスッ 冗談よ。かず様には悪いけど私は引けないわ」 「あんま瀬能苛めんなよ」 鈴「洸君!おはよう」 空「えっ!?洸真君?!」 突然現れた洸君にびっくりしたのか、髪型が違うからびっくりしたのか、くぅがかなり驚いていた。 洸「はよっ。 瀬能、第二試練はクリアだろ?」 空「えっ、あっ、うん…」 洸「よし。後は第一試練だな。まぁ自信ねぇけどな…。 放課後そっち行くってあの女に言っといてくれ」 鈴「わかったわ。待ってるね」 洸「おぅ。じゃあまたな」 そう言って私の軽く頭を撫でて、友達の元へと歩いて行った。 空「何かラブラブ度が増してる?」 鈴「気のせいよ」 何か言いたそうなくぅだったけど、丁度電車が来たから見知らぬフリで電車に乗った。
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