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洸「貸した?」
暁「うん。あっ、でも名前も聞いてないからあげたになるのかな」
洸「お前な…知らない奴に何してんだよ」
鈴じゃあるめーし。
あいつもハンカチだったな…
暁「でも、泣いてたんだもん。ほっとけないでしよ?」
「あら、泣いてたの?」
暁「うん、学校の近くの公園で。人がいるなんて珍しいなって思って」
洸「えっ…そいつどんな奴だった?」
暁「どんなって…
髪の長いきれいな人だったよ」
まさかっっ!
俺は家を飛び出した。
「洸っ!どこいくの!」
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