Part1

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 少しの間をを置いて 「茂幸・・・」 僕は後ろから声をかけられた。 「満希?」  僕はその存在を確認しようとする。 「大丈夫?凄く震えてるけど・・・」  満希は心配そうに聞いてきた。 「大丈夫だよ。だって・・満希が来てくれたから・・・」  だが、僕の震えは止まらない。  そんな僕を満希は後ろから優しく抱きしめてくれた。 「もう大丈夫だから・・・」  そう僕の耳元で囁きながら。
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