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その頃の私は晃との相変わらずなデート、毎回の遅刻に、少し飽き飽きしていました。
そんな時美和から突然、『私の彼氏の友達で17歳の龍ニって人いるんだけど、会わない?』と、写真を見せてきました。
晃とはタイプが真逆の優し気な顔の人でした。
一瞬晃の事が浮かびましたが、「会う会う!」と返事をしました。
その日の夜、龍ニから電話がきました。
14歳の私には17歳の龍ニがとても大人に感じました。
晃も優しい人ではあったけど、それ以上に龍ニが優しく感じ、毎晩の電話と写真だけで恋をしてしまいました。
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