第一夜『キミと僕の間に』

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「こんにちは。」 「キミは…あの人の?」 僕と同い年位のキミ。 「あの人って誰?」 何でもない。って言ってキミが俯いた。 「綺麗に咲いたでしょ?」 僕は黙って頷く。 「あの人の、あんなに悲しそうな顔を、もう見たくないから… ボクは頑張るんだ。」 ちょっと昔の格好の、キミが笑った。                   
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