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エイズについて
体験談に入る前に エイズについて確認しておく。
体験談は「エイズ感染ノイローゼ」の章で書きます。
自分達が差別用語の様に使用するAIDS(エイズ)は実は病名ではない。
HIVウイルスに感染した後、著しい免疫力の低下によって引き起こされる様々な病気の総称である。
日常的な生活ではまず感染しない。
誰も他人の血を自分の傷口に塗りこんだりしないだろ?
お互い口腔内に出血するような傷がある場合のキスや歯周病により常時出血している場合のキスでは感染する。
当然の事ながら感染者の血には感染に充分な量のHIVウイルスが存在している。
それに傷口が触れるということは直接取り込む事と同義である。
しかし危険ではあるもの無傷のまま触れても感染する事はない。
HIV自体は極端な程死にやすく、フラスコや注射器のような無機物の中ではかろうじて存在出来るが、蚊の中では死んでしまう。
性交に関しても、コンドームを着用していればまず感染しないと思っていい。
保証は出来ないが。
口腔性交はお互いの口や性器に傷が出来ていなければ可能性は限りなく小さい。
ちなみにHIVが含まれているのは、精液、膣液、唾液、血液、母乳だ。
唾液で感染するにはバケツ3杯分の量が必要という話もあるぐらいなので、よっぽど極端な事をしない限りはまず感染しない。
母乳は赤ちゃんに危険がある。
長々と説明してきたが、感染しなければ全く持って気にしなくてよい話だ。
持っていなければ生で肛門性交したってHIVだけには感染しない。
菌がいないんだから感染のしようがない。
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