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次に俺が柳川を見た時には 耳元を赤くしながら唇を噛んでいた。
「おい。お前…大丈夫なのか?」
俺がもう一度声をかけると 柳川が瞼を開けた。
「…先輩…俺…」
吐きたいのか?
そう思っていると 小さな声で柳川が助けを求めてきた。
「……誰か…が… 触って…」
チカンか?!
男のお前が?!
っていうか 何やってんだ!!
柳川の言葉に驚き 思わず身体を無理やり後輩に向けた。
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