17人が本棚に入れています
本棚に追加
長きに渡る戦いも終わりを告げた…
それぞれが第二の人生を向かえる中
かつて勇猛で名を馳せた将軍の副官を勤めあげ
退役し、第二の人生として養蜂を営もうとしている
オイゲン・リヒター
彼の元へ一本の電話が鳴る
「変わりないか?オイゲン
戦いも終わり、卿も暇だろう」
(あなたとは違う…)と言いかけたその時
「実は、サッカークラブを買ったんだが、よくわからんのだ
力を貸してくれ」
「え??」一瞬何を言っているのか理解できない
だが
「…御意」
閣下に頼まれれば嫌とは言えない
「これからまた忙しくなるか…」
やっと離れられたと、ホッとしたはずなのに
なぜか心躍るオイゲンなのであった
ビッテンフェルトの挑戦と
オイゲンの苦闘の日々が
ここから始まる
最初のコメントを投稿しよう!