プロローグ

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長きに渡る戦いも終わりを告げた… それぞれが第二の人生を向かえる中 かつて勇猛で名を馳せた将軍の副官を勤めあげ 退役し、第二の人生として養蜂を営もうとしている オイゲン・リヒター 彼の元へ一本の電話が鳴る 「変わりないか?オイゲン 戦いも終わり、卿も暇だろう」 (あなたとは違う…)と言いかけたその時 「実は、サッカークラブを買ったんだが、よくわからんのだ 力を貸してくれ」 「え??」一瞬何を言っているのか理解できない だが 「…御意」 閣下に頼まれれば嫌とは言えない 「これからまた忙しくなるか…」 やっと離れられたと、ホッとしたはずなのに なぜか心躍るオイゲンなのであった ビッテンフェルトの挑戦と オイゲンの苦闘の日々が ここから始まる
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