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しかし…
真太は、真貴と話をするうちに彼を好きになってしまった。
真太の初恋だった。
悩んだ真太は、友人の永に相談をする。
永は「あっ!これか!」とピンときた。
飯塚先生の言っていた事だ。
永は、もちろん真太の恋を応援をしてあげたかった。
「好きなら気持ちを伝えろよ!フラれたら、オレがとことんなぐさめてやるから」
真面目で、純粋な真太は、手紙という形にして、真貴に気持ちを伝えた。
「これ、良かったら読んで?」
「え?手紙??」
真貴は、まさか手紙をもらうとは思わなくて…
驚きながらも、家で読んだ。
「…マジかよ…」
それを読んだ真貴は、悩んだ。なんとも思ってない相手ならすぐに断る。
だが…
しかし、恋人の信人は、大切な存在だ。
真貴は、本気で何日も悩んだ。
真太の気持ちが、いい加減じゃない事が、文面から読み取れたからだ。
そして…その時は来た。
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