ちいさいころ

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やがて長い戦争はみんなにとってよくないと上のどえらい人達の判断で、戦いが終わって、一家は日本に帰りました。 貧しい日本の中で、たくさんの子どもを食べさせていくために、お母さんは洋裁の先生をしたり、つくろいものをしたりして家計を助け、 おばさんも、高等学校にいくのをあきらめて、家族のために、当時日本再生に奔走していたアメリカ国の銀行頭取の家庭にメイドさんとして働いて、みみの母上と妹さんを高等学校へ入学させてくれました メイドさんのお仕事をしながら、おばさんは、英語・英会話・オートミールや料理を覚えて、あらかたの料理は作れるようにがんばりました
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