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そろそろ、限界なのだろう。つーか、オレも限界だ。
何が楽しくて「女の子のパンツが欲しい」なんてセリフを100回近くも聞かなくちゃいけねーんだよ。しかも「おにゃの子」とか変な発音で言うしよ……。
「だったらさ。女の子のパンツ持ってこりゃ良かったじゃねーか」
投げやり気味に言い捨ててやる。
「いや。解ってないなー、君は。それでも男か! いいか、おにゃの子のパンツと言うものはだな、そうそう簡単に手に入っては意味が無いんだ。漢の夢……そう、ロマンなんだ! だから我々は、」
「もういいよ」
オレの代わりに馬鹿野郎が変態を制す。
ありがとう、馬鹿野郎。
そしてウザいぞ、変態。
大事な事だからもう一度言おう。
ウザいぞ、変態。
二回言ったからって、何か意味があるわけではないんだがな……。
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