1章

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だけど、分かったところでどうしたら良いかなんてわからない。 ってか、まずここはどこなの? ――詩織、ここは幕末の京だよ。―― 聞こえたのは、刀の声。 ――感じた通り、私はお前の為に造られた刀。私をどう使うかは詩織次第。そして、この時代の人は皆、詩織を一人の人間として見ている。つまり、心を得るも得られないも、お前次第だ――
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