1章

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覚悟を決めたものの、待てど暮らせど、刀は降りて来ない。 カキンッ! と、刀と刀のぶつかる音がして、目を開けると、浅黄色の羽織を着た男が浪士の刀を受け止めていた。 「てめえは、自分よりも弱いものに刀を向けるのか?」 「くそっ」
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