2章

3/19
前へ
/71ページ
次へ
なんだか疲れて来る。 「お前ら、少しは静かに待てなのか?」 うん、まったくその通りだと思う。 「紹介しよう。彼女は今日から新撰組の女中をしてもらうことになった桜木詩織君だ。あまり迷惑をかけないようにしてくれよ?」 近藤さんが皆の紹介してくれた。 「はじめまして、桜木詩織です。よろしくお願いします」 そう言って頭を下げれば一瞬静かになる。 ああ、ここだと何の肩書もないから、私なんて、いらないって言われてしまうんだろうか?
/71ページ

最初のコメントを投稿しよう!

67人が本棚に入れています
本棚に追加