2章

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「そうか?・・・まあ、俺たちは兄弟のように育ったからな。幹部のほとんどが近藤さんの道場、試衛館の出なんだ。昔っから知ってる奴らだから安心して任せられるんだよ」 「ホント、羨ましい関係ですね。私は、一人娘ですから、兄弟のような人はいませんし、両親もあまりかまってくれませんでしたから・・・」 そう言って、いつものように笑えば優しく頭を撫でられた。
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