序章

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「心が欲しい」 ――お前、名は?―― 「詩織」 ――そうか。詩織、お前っ願いを叶えよう。だが、自分で掴み取れ―― そう聞こえた瞬間、暖かい光に包まれた。 これが死ぬってことなのだろうか? だけど、私はまだ刀を使ってない。ただ触れただけだ。 「詩織、返事しなさい」
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