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たまたま通りかかった廊下
遠くの方に龍太郎と誰かが
立ってるのが見えた
高「‥山田くん?」
気になって気付かれないように
二人の近くの自動販売機に
隠れる
あんまり声は聞こえないけど
龍太郎の表情は驚いていた
龍「山ちゃ‥んっ」
高「え‥?」
目の前でキスしてる二人
一瞬思考が停止した
がたっ
龍「ん、ふっ‥ゆうご‥?」
思わず持っていたカバンを
床に落としてしまい
二人が俺に気付いた
龍「え、ちょっ‥!」
黙ったまま二人に近づいて
龍太郎の腕を引っ張って
その場を離れる
龍「うわ、優吾ってば!!」
高「うるさい」
龍「‥っ」
声を低くして言えば
黙った龍太郎
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