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龍「‥知念くん‥?」
しばらくして
僕の後ろの方でなにかが
もぞもぞ動いている
龍太郎かな?
龍「ゆうり‥」
僕の服をきゅっと軽く掴み
泣きそうな声で名前を呼ばれた
もー‥、かわいい
侑「‥龍太郎?」
龍「え?あ‥/」
くるっと龍太郎のほうに
向きを変えて名前を呼べば
顔を赤らめて俯いた
龍「お、起きてたの‥?/」
侑「うん」
龍「‥ばかぁ/
怒っちゃったのかと
思ったじゃん//」
ぎゅーっと抱きついて
僕の胸板に顔を埋めて
泣き出してしまった
侑「怒ってないよ
意地悪してみた(笑)」
龍「もう、知念くん
なんか嫌い/」
侑「はいはい、好きなんだよね
よしよーし」←
龍「うるさい!/」
少し馬鹿にするように
頭を撫でてやれば
顔を上げ涙目で
ぷくっと頬を膨らませた
龍「ねぇ、侑李‥?」
侑「んー?」
龍「あの、さ‥
一緒に寝ていい?/」
先ほどよりも頬を赤らめ
遠慮がちに聞いてくる
侑「いいよ?」
優しく笑って返せば
照れたように龍太郎も笑って
再びぎゅっと抱きついてきた
あ、下にくry←
龍「侑李温かい‥」
なんて言いながら
すりすりと頬擦りをして
いつもより甘えてくる
こんなの我慢できないでしょ
侑「りゅ‥‥あれ?」
龍「んぅ‥」
隣を見れば龍太郎は
気持ちよさそうに寝ていた
嘘‥おあずけ?←
侑「‥‥まぁ、いっか」
龍ちゃんの寝顔見れるし
あ、おあずけくらったから
寝顔写メっとこ←
(ねぇ、みんなみてー!!)
(龍ちゃんの寝顔!!)
(‥今すぐ消せぇぇぇえ!!)
END
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