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『あはは!』
え?なに?なんかした?
「えっと…」
『僕のことしりませんか?』
「すいません…わかんないです…」
会ったことある人かな…?
『えっとね…僕はジェジュン!知ってるかな?』
と、サングラスと帽子をとった。
あ!この人知ってる…スナナレの…
「ドクター!」
おもわず大きい声をだしてしまった…周りに人がいなくてよかった…
『あはは!それは役ですよ!』
笑われてしまった…お恥ずかしい…
…じゃなくて!
「すいません…その…ジェジュンさん?が私になんか用があったんですか?」
するとニコニコしていた顔が急に暗くなった…
『急で悪いかもしれないけど…僕の恋人のフリをしてくれないかな?』
え?恋人のフリ?なんで?
そう聞こうと思ったが聞かなかった。
聞いてはいけないような気がして…
『いいよ。』
答えてしまった。最近彼氏と別れた私にはどうでもいいことだった。
でも…どこかで…助けを求めたかもしれない。
『本当!』
ぱぁっと明るくなった彼。
う…眩しいです…
『名前は?』
「優衣…優衣<ゆい>です」
『優衣よろしく!敬語無し!後ジェジュンって呼んで!』
ズバズバ要望を言ってくる。
「はい…じゃなくてうん…?」
『よくできました<ニコ』
と頭を撫でてきた
ドキンッ…
ほぇ?顔が熱い…
『顔真っ赤可愛い』
ぼっ!
更に顔が赤くなる。
「か…からかわないでよ!ジェ…ジュン…」
またニコッっとして頭を撫でる。
『からかってないよ。恋人でしょ?』
ズキン…
そうだ…私は恋人だった…フリのね…
「そ…うだね」
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