本当の君じゃない＜ｷﾐ＞…恋人のﾌﾘ…

メイク中

「ちょっと目をつぶってね」

言ったらすぐに、まぶたが閉じた

肌綺麗だなぁどうしたらこんなきめ細かくなるんだろう…
と、メイクを始める私。

『優衣…声出てる…』

へ？聞こえてたの？

『うん。』

ぎゃー聞こえてました!？
『ぷっ…あはは!!何もかも聞こえてるよ』

後ろからも笑い声が聞こえる

「ちょっ…笑わないでくださいよOQ」

恥ずかしいですからOQ

『優衣さん面白い人ですね…』

『ウキャンキャン!』

『面白い…』

リーダーまで…OQ
『さっきから優衣ちゃん、コロコロ表情変わるから可愛い』

か…可愛いですか!？
そんなことは彼氏にもいわれたことないし、あるとしても親戚の人とか…

「ユチョンさんそれ…褒めてますか？」

もう一度笑いだした
『褒めてる褒めてる…』

みんなしてからかってません!？
「と…とりあえずメイクするね!」

はいはーいと返事して、私は緊張しながらもメイクしてヘアーを変えた

「これでよし!」

今日は撮影でクールな感じをひきだしだいみたいです。

『お!優衣すごーい!こんな細かいところまで…』

「そう？ありがとう…じゃあ次!」

『僕ですよろしくお願いします』

長身の人…チャンミンがきた

『優衣？チャンミンよろしくね』

と、親指をたてグーッとしてきた