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羽歌
「……え?」
アリス
「アリス以外は、みぃんな死ぬの。この国には要らないもの。」
羽歌
「……来ないで…嫌……っ!!」
アリス
「だいじょーぶ。心臓を抜くのは、アリスじゃないもの。」
羽歌
「なに……なに言ってるの!?」
アリス
「アリスは、アリスが欲しいだけなのに。寂しいなぁ。貴方もアリスだったら良かったのに……あ、でもねえ、アリス。ウタの心臓首飾りにするよ。そうしたら、アリス寂しくないもん。」
羽歌
「や…やめ…て…」
アリス
「??……アリス。何もしてないよ?」
羽歌
「いやっ……来ないで…お願い……!!」
アリス
「どーして怖がるのー?大丈夫なのに」
羽歌
「いやああああああああっ!!」
(全力で走り出す)
アリス
「あ――…逃げても、みーんな…アリスなのに……。」
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