幻想郷

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「あやややや、これはピンチですねぇ…」 少女は顎に手を当てて深刻そうに呟く。 彼女の名は射命丸文。 鴉天狗――妖怪である。 それを象徴するかのように、彼女の背中には一対の翼が生えていた。 文の職業は新聞記者。 彼女の発行する「文々。新聞」は幻想郷での唯一の報道機関と言っても過言ではない。 しかし今、そんな彼女に最大のピンチが訪れているのだった。 文「ネタが…無ぁぁあぁぁああぁあい!!!!!!」
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