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「…頼んだぜ」 MZDはそう言うと扉から視線を外した ふと誰かが立っていることに気が付き目をやる そこにはゆらゆら踊る人形 黒いツンツンとした毛の生えた操り人形がいた 「…何だ?」 MZDは訝しげな顔をしてそこにいるモノに尋ねた 「…%\*!」 「…成る程そう言うことか 受けて立つぞ」 MZDの知るKANTAではないKANTAにポップンバトルを挑まれて彼はニヤリと笑ってバトルを始めた ――――― 「なんだか…」 「淋しいね」 ミミとニャミは不安そうに辺りを見回しながら歩いた 宇宙のような宙が拡がる世界 もしくは宇宙そのもの 何もない世界の筈なのに悲しみやら淋しさやら2人には伝わっていた 光と闇の世界の時と同じように『音』が拡がっていた 遠くから聴こえる 「…頑張ろう!!」 「うん!!」 ニャミがミミを勇気付けた
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