力と力

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MZDが一人になった時、扉が開いた 眩い光と共にミミとニャミが戻ってきた 2人ともヘトヘトのようで座り込んだ 「お、やっと帰ってきたか」 「うーん…もうヘトヘトなんだけどー…」 ミミが力無さそうに言うと溜め息をついた 2人を見てMZDは苦笑し、新しく見つけた扉を指差した 「えー…まだあったのー…」 「どうもこれが最後らしいな… ってな訳で頼むぜ?」 ミミとニャミは顔を見合せると微笑した 「頼まれなくても行くよ あのコが待ってる筈だから」 ニャミが微笑したまま言った 成る程、変化があったか 彼はそう思うと内側でニヤリと笑った どうやら予想外のことが起こりそうだ ミミとニャミは休んだら鍵を探すと言い、MZDはその場から消えた
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