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― これでお前達も共犯だ!!
裏切り者は絶対に許さないからなっ!! ―
やめろ…
やめてくれ…
頼むから!!
「尚輝(なおき)~?
そろそろ準備したら~?」
ガバッ!!
その声に汗だくになった俺はベッドから飛び起きた…。
冷たい汗が頬を流れる。
「またあの夢か…」
俺は頭を抱えた。
「尚輝?
聞いてるの~?」
一階から叫んでいるのは母さん。
ふと時計を見ると、もう夕方5時になろうとしていた。
「わかってる!!
今行くから!!」
憂鬱な気持ちで着なれないスーツに着替え、ぎこちなくネクタイを絞める。
「はぁ…」
大きな溜め息をついて15分後、階段を降りた。
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