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「あら~!おはよう隼人ちゃんっ!」
台所へついて俺は絶句した。
母さん…!?
仕事のはずじゃ…。
「あら、何でいるんだ的な目で見ないでよ。ママ仕事が早く終わって日本に戻ってきたんだからっ♪」
陽気に喋るこの人は俺の母親…清水 由美子。
今は外国でファッション関係の仕事をしている。
「それはそうと、連絡の一つぐらいよこしても良いじゃないか。」
「あら、だって連絡しても繋がらなかったんだもの、しょうがないじゃない~!」
え…?
あ、携帯!!
「は、隼人ちゃん…?」
俺は行きよいよく自分の部屋に戻った。
「………無い。」
携帯が無い。
部屋中探しても見つからない。
もしかして昨日あの時…?
今日学校の日なのに!!
「隼人ちゃ~ん?!今日学校の日じゃないの~?」
くそっ!これじゃラチがあかない。
学校行く前探すか…。
「今行く!!」
母さんにそう言って、身支度をして家を出た。
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