†第三話†

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「変な奴ってのは気にくわないが、まぁそれだな。」 !! 俺の考えてる事ホントに読んでやがる…! まさかホントに…?! 「俺の名前に覚えがあるだろ?」 「~ってか自己紹介なんてどうでも良いだろ!!」 俺を掴んでる奴の腕を引き剥がし、唇を拭った。 「でも、俺が誰だか知りたいだろ?」 う……否定はできない…。 「別にっ!この先逢うことは無いだろうからな、別にお前の事知らなくても良い!」 俺はその場を離れようと奴を振り払って後ろを向いて帰り道を歩き始めた。 「……あ…、傘と携帯、ありがとな。」 一応礼だけ最後に言って、走って帰った。 そう、礼は言っとかないとな//
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