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「……ペンダント?」
それは薄紫の水晶がついた、綺麗なペンダントだった。
「やぁねぇ~、誰かにでも貰ったの?恋人?」
「……はぁ?んなわけないじゃん!ってか恋人いないし!」
「も~~。冗談よジョーダン♪♪本気にしないでよ~。」
クスクスと笑いながら、母さんはペンダントを俺の机に置き、ある程度服をたたんで部屋から出て行った。
俺はペンダントを手に取ってみた。
光に反射してキラキラと光る水晶は、どの角度から見ても綺麗だった。
でも、こんなのいつ買った…?
もらった覚えもないしなぁ…。
俺はベッドの上で水晶を見ながら考えても、答えが出ないので考えるのを止めた。
明日また考えればいいや。
「ふぁ~~~ぁ!」
ネム……。
最近特に疲れ気味だったからな…。
いい加減寝よう。
昨日といい今日といい、疲れが出たのか俺は深い眠りについた…。
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