†第三話†

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「……ペンダント?」 それは薄紫の水晶がついた、綺麗なペンダントだった。 「やぁねぇ~、誰かにでも貰ったの?恋人?」 「……はぁ?んなわけないじゃん!ってか恋人いないし!」 「も~~。冗談よジョーダン♪♪本気にしないでよ~。」 クスクスと笑いながら、母さんはペンダントを俺の机に置き、ある程度服をたたんで部屋から出て行った。 俺はペンダントを手に取ってみた。 光に反射してキラキラと光る水晶は、どの角度から見ても綺麗だった。 でも、こんなのいつ買った…? もらった覚えもないしなぁ…。 俺はベッドの上で水晶を見ながら考えても、答えが出ないので考えるのを止めた。 明日また考えればいいや。 「ふぁ~~~ぁ!」 ネム……。 最近特に疲れ気味だったからな…。 いい加減寝よう。 昨日といい今日といい、疲れが出たのか俺は深い眠りについた…。
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