生物兵器達の成れの果て

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…………………………………… あるところに、村上柊人(ムラカミ シュウト)と水坂海斗(ミズサカ カイト)という男が居た。 柊人は茶髪で剣道が趣味の好青年。男女共に友人が多い。 海斗は金髪で水泳界のスーパールーキーとして世間を騒がせていた。男友達は多いのだが女癖が悪く、出会った次の日には既に同じベッドで寝ていることもしばしば。 そんな2人が、1人の女性に恋をした。 橋本恭子(ハシモト キョウコ)、若かりし頃のきょんである。 当然その頃はまだ彼女も単人格者であった。 だがしかし、彼女の場合は主人格でさえも、少々歪んだ性格を持っている。 柊人も、海斗も、溺れた。 生熊農産大学付属生熊高校(イクマノウサンダイガクフゾクイクマコウコウ) そこで物語は始まった。
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