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「なぁ……もうやめないか?」
「そうだな」
さすがに暑すぎる。全身汗だくで気分も悪くなるほどだ。
避暑地のつもりで陽介の家に来た真之は、余りの暑さに陽介の部屋を芋虫の様に這いずり回る。
「や、やめろ見苦しい」
ぷりぷりと動き回る真之、異常の象徴。
「あ……そうだ」
新たな避暑地を思い付く。
「確か宗介ん家がこっから近かったはず」
聞き覚えのある名前。
「宗介? あぁ、堂島か」
陽介もすぐに納得。2人はだらだらと宗介の家に向かった。
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