雨音

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和也「すみませんでした‼‼‼」 店長「いいのよいいのよ❗それより和也ちゃんあの子何者なの??」 和也「いや…だから妹…です…」 (なにウソついてんだオレは‼) 店長「なにウソついてんだオレは‼って顔してるわね和也ちゃん…事情はよくわからないけど、あの子娘には関わらない方がいいわよ~‼女の勘が働くの‼」 和也「実は…」 店長「んっ⁉」 和也「いや…すみません‼やっぱりなんでもないです‼」 和也はのどまで出かけた言葉を飲み込んだ。 店長「私にはわかるわ~、危険な香りがプンプンするもの❗だってよく考えてみなさいどう見たって中高生にしか見えないガキ…あっ、子供がさぁ~こんな時間にうろついてる自体おかしなことでしょ~絶対なんか裏があるわよ裏が~しかもお金もな…#%:@\*-}$…」 店長のマシンガントークは数分に及んだ。 (あの子はいったい何者なんだろう…由美って言ってたけど本当に由美って名前なのか?そもそも歳は?なんでオレはなんも知らないあの子をかばってんだろう…) そんなことを考えながら店長のマシンガントークを適当な相づちで流し、和也はバイト先を後にした。
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