168人が本棚に入れています
本棚に追加
和也「ひゃっ…１１０円でロッカー開けられるわけないだろ‼コインロッカーは安くても３００円はかかるだろ‼」
由美「今は時間による加算式が主流だし。厳密に言えば１１０円じゃなくて後１００円足りなかったの。」
和也「ﾁｯ…わかったわかったわかったよ‼１００円やるからとっととコインロッカー開けて着替えろ‼」
和也は財布を取出し小銭を手に出した。
８円…
由美「ｷｬﾊｯ(笑)８円ってあんたどんだけ貧乏なのぉ(笑)？そんなんじゃうまい棒も買えないから(笑)‼‼てゆーか１００円で開くわけないでしょ⁉昨日で６００円、今頃加算金が発生して９００円になってるかな⁉以外とバカだったんだね(笑)‼」
由美の人を嘲笑うかの様な甲高い笑い声に和也は抑えていた苛立ちを爆発させた。
和也「好きで貧乏やってるわけじゃねーんだよ‼‼‼人の事情も知らねークセして何様だてめぇは？？オレは別にお前がどうなってもいいんだよ‼２度と目の前に姿を現すんじゃねー‼‼‼」
和也は怒鳴りつけ、さしていた傘を由美の足元へとに投げつけた。
そして背中で感じる由美の視線に振り返ることもなく、その場を後にした。
最初のコメントを投稿しよう！